施術方法について
当院では、樹脂製特殊プレートを使用した巻き爪矯正を行っています。
プレートを変形した爪の表面に貼り、その反発力を利用して矯正していきます。
陥入爪にも効果的です。
爪に穴をあけたり爪を切ったりしない方法なので、数ある巻き爪矯正法の中でも特にお客様の負担が少ない矯正法です。
もちろん施術における痛みも出ません。
特殊な知識と技術を要する為、規定の講習を受けて認定された術者だけが施術できます。
他の矯正法や対処法との比較
症状にもよりますが、プレートは1度貼ると1ヶ月以上矯正力が持続しますので
施術もおよそ1ヶ月に1回になります。
施術期間、貼るプレートの枚数は爪の状態や矯正状況により異なりますので、
詳しくご説明をしながら施術させていただきます。
施術の流れ
プレートは爪の状態によって1~2枚使用し、様子を見ながら1~2ヶ月ごとに施術を行います。
矯正されながら新しい爪が伸びてくると、上の写真のように状態が良くなっていきます。
ほとんどの症例で1回プレートを貼ると、痛みは改善されます。
炎症や化膿がある場合は、まずは近くの皮膚科などの病院で炎症・化膿の処置をしていただき、炎症が収まってからプレート矯正を行います。
施術前・施術後の症例
症例1: 片側重度巻き爪 (爪が内側に巻くように変形)
症例2: ストロー状重度巻き爪
症例3: 陥入爪 (爪が肉に食い込んで痛い)
症例4: 変形爪(鉤彎爪・肥厚爪)
上部写真は「鉤彎爪」という特殊な変形爪です。
その名の通り「鉤状」に爪の先端部が指先に沿いながら下方向に伸び、横シワが入り、
厚くなっているような特殊な爪です。
このような「肥厚爪」「鉤彎爪」「硬厚爪」にも対応可能です。
「変形した爪の爪切りが大変だ」というお声をよく耳にします。
ご自身では切りにくくなった爪切りもよろこんで対応させていただきます。
もう良くならないと悩まず諦めず、まずはお気軽にご相談ください!
巻き爪・陥入爪になぜなるのか?
巻き爪は、爪が横方向に巻いていく状態を言います。
陥入爪は、爪の角がトゲのようになって皮膚に刺さり、炎症を起こした状態を言います。
巻き爪の大きい原因は3つで、「深爪」「足に合わない靴」「ぶつけた場合」です。
特に、深爪が主な原因になります。
深爪状態でいると、歩行時に床からの力で軟部組織が爪の縁から持ち上げられ、その軟部組織が爪を圧迫するために巻き爪になってしまうのです。
怪我等によりぶつけた場合も、同じような状態になります。
また、痛みをしのぐためや靴下が切れてしまう等の理由で爪の角を切り、深爪にしてしまう方もいます。
爪の角を切ると一時的に痛みは緩和されますが、爪が伸びた時に更に巻き込み、より重症な陥入爪になってしまう恐れがあります。
激しい化膿・炎症を起こすのは、爪の角がトゲのようになり肉に刺さるためです。
また、合わない靴も原因の一つです。
ハイヒールなどのつま先の狭い靴を履くと、爪が圧迫されるので深爪をしがちになります。
反対に、大き過ぎる靴も、中で足が動いて繰り返し圧迫を受けるため巻き爪の原因になります。
靴は、"先の丸い指先"の"ゆとりのある紐靴"をおすすめします。
どこで施術を受ければいいか
巻き爪になって痛い思いをしている方の中には「施術をしたいな」と思ってはいるものの、
どこに行ったらいいのか?
痛い施術をされるのではないか?
爪を剥がされてしまうのではないか?
お金がすごくかかるのではないか?
など多くの不安を抱き、施術に行けないでいる方も多いのではないでしょうか。
ちなみに巻き爪の矯正は、病院では形成外科、整形外科、外科、皮膚科などや、その他接骨院、施術院、美容院 、ネイルサロンなどさまざまな場所で行われています。
施術方法は病院や施術院によってさまざまですが、現在はプレートやワイヤーを使用した矯正法か外科的な手術が一般的です。
施術期間や費用もそれぞれ異なり、病院でも保険適用外のことが多いようですので、施術前に詳しく調べて自分に合った施術法を選ぶようにして下さいね。
どこへ相談すればいいか自分では判断できない…
と、いう方は、当院へお気軽にお問い合わせ下さい!